経営コンサル・中小企業診断士のホワイトペーパー

ホワイトペーパーといいつつ、ブログです。

経営コンサルと中小企業診断士

はじめまして

 はじめまして、ナカノです。

 5月1日になりまして、中小企業診断士として登録されました。5月中に登録証が届くはずです。

 はい、新人中小企業診断士です。

 

 記念にということもありませんけれど、ブログをはじめます。

 中小企業診断士のことや、コンサルティングの話、中小企業に関わる話などなどを記事にしてゆくつもりです。

 

 はじめての記事は「経営コンサルと中小企業診断士」と題して書きますね。

 

経営コンサルと中小企業診断士って?

 中小企業診断士という言葉は、経営コンサルより知られていないかもしれません。経営コンサルというと、怪しい雰囲気が漂ってきますけれど、中小企業診断士は知られていない分、なんのイメージも湧きませんよね。

 中小企業診断士は国家資格をもった人のことです。人ですね。経営コンサルも人ですけれど、この名前は経営コンサルティングをする人ということで、仕事と人のつながりが強くてイメージがしっかりしています。

 中小企業診断士は中小企業診断をする人で間違いはありませんけれど、中小企業診断と言われたって、なにをするのかやっぱりイメージが湧いてきません。なんのことはない、経営コンサルティングのことなのですけれど。

 つまり、中小企業診断士は全員経営コンサルタントなんですね。というと、正確ではありませんけれど。

 

 中小企業診断士は全員経営コンサルタントというと、どこが不正確でしょう。全員ではないってことです。

 資格をもっていても経営コンサルタント業務をしていない人がいます。企業に勤めていて、あるいはほかの仕事をしていて、副業としても経営コンサルの仕事をしていない、そういう人がいます。

 弁護士や医者に、資格は持っているけれど資格を使って仕事をしていないという人は、あまりいそうにありませんけれど、中小企業診断士の場合は多いようです。

 

 今度は逆に、経営コンサルタント中小企業診断士といったらどうでしょう。これは大きく外れています。なぜなら、経営コンサルタントの仕事をするのに資格はいらないし、中小企業診断士ではないけれど経営コンサルタントだという人は大勢いるからです。

 弁護士の資格がないのに弁護士の仕事をしたら、弁護士法違反になります。法律で禁じられているからですね。

 でも、経営コンサルの仕事は中小企業診断士の資格がなくてもオッケーです。法律で禁じられていません。

 

経営コンサルの能力

 経営コンサルの仕事は中小企業診断士の資格がなくてもオッケーと書きました。なぜ資格がいらないのでしょう。なぜ法律で禁じられていないのでしょう。そんな話をしてゆきます。

 

 弁護士の仕事って、ほかの仕事をしたからってできるようになりません。市役所に勤めて三十年なんて人でも、弁護士やれといわれたってできません。

 医者も同じです。生物学者の大物なんて人にだって医者は務まりません。

 

 経営コンサルはどうでしょう。むしろ自分で会社を経営していた人の方が経営者の気持ちをわかるからよい、資格なんて関係ないなんていう人もいるくらいです。

 経営も経営コンサルもちがわないというイメージをもたれています。経営コンサルって、まだまだ特別な技能を発展させていない、歴史が浅いのでしょうね。だから横からスライドしてきた人でも経営コンサルとしてやっていけちゃう。

 フレームワークなんていっても、ちょっと考えたら自分でも思いつけそうなレベルです。

  そんな事情があって、経営コンサルをするのは中小企業診断士にかぎらなくてもよいということになっているようです。

 

 では、経営コンサルなら誰でも同じ、中小企業診断士かどうかなんて気にする必要ないかと言うと、そうではないでしょうね。

 誰でも経営コンサルになれると言うか、名乗れるということは、経営コンサルと言うだけでは海千山千、当たり外れがはげしいことでしょう。

 経営コンサルに相談したいというとき、お知り合いに経営コンサルがいるとか特別な場合でなければ、まず中小企業診断士の資格をもった人にアクセスするのがよいでしょう。難関の国家試験を突破してきた人たちですからね、最低限の能力は保証されています。

 

診断士の探し方

 中小企業診断士はその辺に歩いていません。いえ、歩いてはいるでしょうけれど、中小企業診断士いらんかねーなんて言ってアピールしていません。

 必要になったら探さないといけません。ネットで探せばお近くの診断士が見つかることでしょう。

 もっとよいのは商工会議所に駆け込むことです。適当な中小企業診断士を紹介してくれることでしょう。もしかしたら無料相談を案内されるかもしれません。

 相談内容や企業にぴったりフィットする診断士を見つけようと思ったら、都道府県の中小企業診断士協会に紹介してもらうという手もあります。診断士にも得意分野があったりしますからね。

 

 ちなみにですけれど、アズノウ・コンサルティングオフィスでは科学や技術を武器にしている企業のサポートを得意とします。理系の大学院博士課程前期(修士課程と同じ)修了の中小企業診断士が担当します。そんな経営コンサルを探していたんだという方がいらっしゃいましたらお問い合わせください。

 といってもまだブログしかなく、問い合わせフォームありませんけれど。