セミナーで発表する機会をもらいまして、ネタをもっていませんから調べながら準備しようと思います。
構成は考えてありまして、4パートにわかれます。
- パート1「DXの一般論、もう知っていましたか」
- パート2「日本の中小企業のDX、現状を見ます」
- パート3「エクセルくらい使っていますよね、なんでもできます」
- パート4「小さい会社でちっちゃいDXやってみました」
と、こんな予定です。これから具体的に書いてゆくもので、話がズレるかもしれませんけれど。全体で1時間を目指します。スライドにして各パート5枚づつにしたい。
ともかくやってみよう。今回まずはパート1!
パート1「DXの一般論、もう知っていましたか」
Edx というサイトをご存知だろうか。Coursera が有名ですけれど、ウェブ上で講座を受けられるサービスです。Udemy も有名ですかね。
欧米の大学が、中国の大学もいくつかあるようですけれど、参加していまして、デスクの前にすわりながらにして大学の講義が受けられます。しかも修了証がいらなければ、講義のほとんどが無料です。
そんなわけでお得な Edx で経営に関する講義をいくつか受講しています。DXの講義もあったもので、セミナーの材料をゲットするべく受講しましたよ。
パート1はウェブ講座の内容をぎゅぎゅっと濃縮してまとめます。
背景:デジタル技術
技術も産業も発展しています。コンピューターの高性能化、低価格化、ネットの普及・発展、クラウド。ビジネスでは前提になっています。砂浜でノートパソコン使って仕事ができる時代になりました(よい子はマネしないでね。)
AI,IoT、ロボットが現在進行中です。
DXは進行中です。
デジタルの影響
デジタル技術はビジネスを変え、働き方を変え、エンタメを変え、生活を変えました。
顧客のビジネス、働き方、エンタメ、生活が変わりました。
「調査会社Strategy Analyticsの新たな報告書によれば、スマートフォンを利用する人の数が40億人に達したとのことです。世界人口80億人の半数がスマホを手にした計算になります。」
この記事は2021年、2017年ころはスマホ利用者20億人でした。電車ではみんなスマホいぢっています。
ビジネスの変化
スケール、スコープ、スピードが劇的に変化しました。
フェイスブックはスタンフォード大学内ではじまり(公開後24時間で1200人登録)、大学単位で拡大、一般開放後も国ごとに拡大して行きました。10年後(2004年)には10億人に。
グーグルは検索機能からはじまり、オフィスサービス、広告、ユーチューブ買収、アンドロイド開発などなど。
アマゾンは本の通販からはじまりました。注文が来てから本屋に行って買い、送っていました。いまはあらゆるものの通販、通販プラットフォーム、キンドル、プライムビデオ、物流、AWSと事業の幅が広がっています(スコープです)。
おかげでデジタルで成功している会社はビッグです。
2021年世界の企業時価総額1位アップル、3位マイクロソフト、4位アルファベット(グーグル)、5位アマゾン、6位テスラ。あとは石油会社が2社、保険、ジョンソン&ジョンソン。
消費者の変化
モノ⇒特別な体験
ものがあふれた時代、貴重なのは特別な体験。消費者は特別な体験を期待しています。
ハイバー・パーソナリゼーション
消費者の行動データを収集、分析して、製品、サービス、顧客体験をパーソナライズして提供。消費者はパーソナライズのために行動データを提供してもよいと考えるようになってきました。
オーナーシップからシェアへ
消費者は欲しいものを欲しいときに使えることを期待しています。Maas。
デジタル時代のビジネス
製品のデジタル化
IoTでスマートに。ウェアラブル・デバイス。スマート・ウォッチ使う人増えました。
プロセスのデジタル化
オフィス、店舗、工場、倉庫をデジタルで自動化、最適化できます。
デジタル化が遅れれば、自社の業務が非効率となり競争力を失います。
サービスのデジタル化
サービスをデジタル化することで時間と場所を問わなくなります。
スマホ、タブレット、スマートウォッチ、VR/ARデバイスがサービスの窓口になり、サービスの場所ともなる。しかも自動。メタバースがくるかも?
時代の流れで、決定事項です。DXしないで取り残されると、お先真っ暗です。パート2では日本、中小企業はどうなの? というところを話題にします。